発達障害とギフテッドを併せ持つ「2E」(twice-exceptional)の子供を授かった場合、定型発達の子供との違いに、不安を抱える事も多いでしょう。
しかしながら、2Eの子供には独自の面白さや発見があるのも事実です。
今回は、6つあるギフテッドの得意分野の中から、「創造性」について解説していきたいと思います。






創造性を発揮するギフテッドの特徴

創造性を発揮するギフテッドの子供には、一体どのような特徴があるのでしょうか。

  • もの作りや発明など、クリエイティブな課題を好んでやりたがる
  • ユーモアのセンスがある
  • 口語や文章で独自の意見を披露する
  • 他者との違いを気にしない
  • 与えられた課題に対し、複数の解決策を導き出す
  • 一人で物事を考えられる
  • 即興で問題に対処できる

いかがでしょうか。
ギフテッド且つ創造性を発揮する子供の場合、上記のような事に熱心に取り組む傾向にあります。
その場合、子供独自の世界観を大事にし、クリエイティブな刺激を与えるとより良いでしょう。

創造性を発揮している発達障害の有名人

次に、ギフテッドの中でも、創造性を発揮している有名人について見ていきましょう。
実際、どのような人がいるのでしょうか。

スティーブ・ジョブズ(実業家・技術者・作家・教育者)

Appleの創業者であるスティーブ・ジョブズは、アスペルガー症候群とADHDであったといわれています。
彼は、強いこだわりを持っていて、妥協を許さない完璧主義者でした。
IT業界の最先端を生涯に渡って走り続けた飽くなきクリエイティブ魂が、数多くのApple製品を創り出したと言えるでしょう。
現在も、世界中に愛用者がいますよね。

そんなジョブズも、幼少時代はとても手のかかる子供だったといいます。
ヘアピンは電気を通すのか実際に確かめる為、直接コンセントに差し込んで感電したり、小学校では授業中に花火をしたりするなど、破天荒な逸話が残されています。

ビル・ゲイツ(実業家・技術者・プログラマ・作家・慈善活動家・教育者)

マイクロソフトの創業者であるビル・ゲイツもまた、誰もが知る偉人ですよね。
彼は、アスペルガー症候群と自閉症スペクトラムであるといわれています。
幼い頃からIQが高く、算数が得意なギフテッドで、性格も好奇心旺盛で愉快な子どもだったようです。
幼少期からナポレオンの研究を熱心にしていました。

2016年世界長者番付で3年連続1位であったのは、有名な話ですよね。
巨万の富を手にしながらも倹約家で、来日した際にファーストクラスの航空券を日本人スタッフから渡された時、
「日本のマイクロソフトはこんな無駄遣いをする会社なのか。何だ、このファーストクラスの搭乗券ってのは。1時間ちょっとのフライトに、何故そんな無駄に会社の金を使うんだ!」
と、激怒した逸話が残されています。

まとめ

今回は、6つあるギフテッドの得意分野の中から、「創造性」について解説しました。
今や世界中で有名なスティーブ・ジョブズやビル・ゲイツも、決して平坦で楽な道のりではなかったのです。

それにしても、「0」を「1」にする創造力は、本当に素晴らしいものですよね。
2Eで創造性のギフテッドを持つ場合、親御さんには、何が出てくるか分からない可能性を模索すると共に、“干渉しない”事が、求められるのではないでしょうか。