一般的に、小学校入学後、LDが発覚するケースが多いといいます。
まわりの子供たちと足並みが揃わず、心配されている親御さんも多い事でしょう。
LDは知的障害ではありませんから、対処法によっては、学習意欲を向上させる事も可能です。
今回は、ADHDに関する子育ての困難や対処法について、ご説明したいと思います。






LDの子供ならではの困難や育てにくさ

早速、LDの子供にはどのような困難や育てにくさを感じられるのか、見ていきましょう。
以下、主な項目になります。

  • 文章を読む事が苦手
  • 文章を書く事が苦手
  • 計算や文章題、数的推論が苦手
  • 音韻認識が苦手で、音声を聞きながら文字を書き起こすのが難しい
  • ワーキングメモリーが弱い
  • やる気があっても授業についていくのが難しい

LDは「ディスレクシア(読字障害)」と「ディスグラフィア(書字障害)」と「ディスカリキュア(算数障害)」の3つに分岐し、各々症状に違いがあります。
そのため、上記項目に当てはまる部分と当てはまらない部分があるでしょう。
当てはまる項目についてどのように対処していけば良いのか、次の章でご説明したいと思います。

対処法

では早速、LDの子供の子育てにまつわる困難について、その対処法を見ていきましょう。

まず、「文章を読む事が苦手」という事ですが、こちらは、LDの中でもディスレクシア(読字障害)に相当します。
会話はスムーズにできるのだから、同じように教科書だってスラスラと読めるのでは?と、思うかもしれません。
ですが読字障害の場合、文字に書き起こされたものを読むのと、会話するのは違うという事を認識しておきましょう。

対処法としては、伝達方法を音声にする、読字障害特有の視覚過敏を軽減するなどの方法があります。
視覚過敏を軽減させるには、白黒のコントラストを弱めるため、色付きの眼鏡で黒板を見るようにしたり、教科書に色付きの下敷きを重ねたりすると良いでしょう。

次に、「文章を書く事が苦手」という事ですが、こちらは、ディスレクシア(書字障害)が関係しています。
授業についていけず、生き辛さを感じてしまう前に、ICTの利用を許可してもらうよう、学校側に取り合ってみてください。
また、ノートをとる際に文字を大きくしたり、解答欄を広くしてもらったりするのも有効です。

続いて、「計算や文章題、数的推論が苦手」という事ですが、こちらはディスカリキュア(算数障害)が関係しています。
LDはそもそも読み書きが苦手な場合が多いため、空間把握も難しい事が多いです。

対処法としては、方眼紙のように、一目でわかる下地のあるノートを使用する事です。
そういったノートは一般的に初期段階にのみ使われ、その後の使用頻度は減る場合が多いのですが、やはり、認識のしやすさを優先する為にも、継続的に使う事をおすすめします。

最後に、「音韻認識が苦手」「ワーキングメモリーが弱い」「やる気があっても授業についていくのが難しい」という事ですが、こちらは、やり方次第で向上心をアップさせる事が可能です。

対処法として、聞きながら書く、読みながら音読するなど、同時に色々なタスクを処理させないようにしましょう。
LDの子供は学習意欲が強く、人一倍努力しようとする子供が多いです。
すぐに結果に結びつかなくても良いのです。
できる事よりわかる事の方が、結果として尊いのではないでしょうか。
子供の苦手に寄り添い、ゆっくり進めていきましょう。

まとめ

今回は、LDに関する子育ての困難や対処法についてご説明しました。
いかがでしたでしょうか。
初めはうまくできなくても、決して向学心が無いわけではありませんので、学習意欲を高めていけるように、長い目で見守っていきましょう。
また、個々に悩みも異なるでしょうから、子育てに行き詰る前に専門機関に赴いてみる事をおすすめします。