居宅訪問型児童発達支援とは、2018年4月より外出が難しく困難な児童の自宅に訪問して支援するサービスになります。この居宅訪問型児童発達支援は、児童発達支援や放課後等デイサービスと同様の支援をご自宅でも受けれるように新設された制度です。
主な対象は、通所での利用が難しい重度の障害児に限定されております。
新設された経緯
重度の障がい等のために外出が著しく困難な児童に発達支援を受ける機会が提供できていない現状が課題として浮かび上がっていました。これまでの通所での支援では、複数の児童が集まる支援が成長にとって望ましいと考えられていたことも影響してました。
こういった障害児支援の課題から、居宅による発達支援を行うサービスとして「居宅訪問型児童発達支援」が新設されました。
基本方針
居宅訪問型児童発達支援に係る指定通所支援(以下「指定居宅訪問型児童発達支援」という。)の
事業は、障害児が日常生活における基本的動作及び知識技能を習得し、並びに生活能力の向上を図る
ことができるよう、当該障害児の身体及び精神の状況並びにその置かれている環境に応じて適切かつ
効果的な支援を行うものでなければならない。
サービスの概要
重度の障害の状態等にある障害児であって、児童発達支援等の児童通所支援を受けるために外出す
ることが困難なものにつき、その居宅を訪問し、日常生活における基本的な動作の指導、知識技能の
付与、生活能力向上のために必要な訓練等を行う。